たらこと明太子と辛子明太子の違いは?
2016/06/12
よく家庭の食卓に乗る博多名物辛子明太子。
辛くて旨味のあるめんたいこですが似たものに「たらこ」がいます。
たらこパスタ
めんたいこパスタ
どっちも同じような気がするけど違いがよくわからない!
一体たらこと明太子は何が違うのでしょうか。
さらに似たもので明太子と辛子明太子もあります。
それらの違いは?今回は3つ言葉を調べてみました。
関東の人のイメージ
そもそも地域によって言葉の意味が違うようです。例えば関東で「たらこ」と「明太子」と言われたら何をイメージするでしょうか?
たらこ→塩漬け加工のピンクで辛くない明太子
明太子→唐辛子で漬け込んだ赤くて辛い明太子
ではないでしょうか?
「えっ?明太子ってあの赤くて辛いやつだよね?」って勢いで。
もっと言うと「辛子明太子」は明太子を辛くしたもの、ですので
明太子=辛子明太子
というように明太子と辛子明太子は同じものであるという意見が多いです。
九州の人のイメージ
さて一方明太子の本場は博多九州と呼ばれますがそこでのイメージは以下になります。
たらこ=明太子
そもそも「たらこ」とは「スケトウダラ」の卵を意味します。一方明太子の「明太」は中国での「スケトウダラ」の意味。つまり明太子は「スケトウダラ」の卵でたらこと同じ意味なんですね!
もともと辛子明太子は九州から始まったものなので、地元福岡の人たちは「たらこ」という言葉を使わず「明太子」と呼びます。
そしてその明太子を唐辛子と特製のつけダレで漬け込んだものが「辛子明太子」になります。
たらこと明太子と辛子明太子の原料スケトウダラ
ここまでの話しをまとめると、たらこと明太子はどちらもスケトウダラの卵を意味し、関東では唐辛子で辛く漬け込んだものを「明太子」、「辛子明太子」
九州では辛く漬け込んだものを「辛子明太子」と呼ぶということでした。
でもそもそも原料となるスケソウダラ。
その生息地はロシア近辺の北太平洋、オホーツク海近辺です。日本でも漁獲できますが主となるのは北海道・青森となり南ではとるのは難しくなります。
たらこや明太子だけでなくこの原料となるスケトウダラ、
中国・ロシアでは(ミンタイ)
朝鮮では(ミョンテ)と呼ばれていました。
ミョンテを漢字表記すると「明太」になります。
つまりこのミョンテが日本に持ち込まれた際、ミョンテの子、つまり「明太子」になったわけです。
ちなみに日本でも古くからスケトウダラの卵は食べられていて、「鱈の子(たらのこ)」と呼ばれていました。それがいつしかかな表記の「たらこ」になったということです。
つまりたらこと明太子はともにスケトウダラの卵に違いないということです。
たらこと明太子と辛子明太子の違いは地域差
まとめると関東では「たらこ」は辛くなくて「明太子」は辛い。
九州では「明太子」は「たらこ」と同じで「辛子明太子」は辛い、となります。
でも実際に通販などで購入する際は味や辛さがちゃんと記載されているのでそれを見れば間違えることはないでしょう。
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